森川ジョージ、絵が下手になった/今週の少年マガジン(3/16:16号)

グラビアは倉持明日香柏木由紀、高城亜紀というAKB48の面々。高城亜紀は先週に引き続きだ。

ゴッドハンド輝」(山本航暉)、テルの母親は医師で元気で過ごしている。が、テルに一度も会いに行ったことがない。テルは、朱鷺子さんが自分の母親で、今更会いたくないという。現実には「会えない理由」はいろいろあろうが、マガジンの読者が納得する「会えない理由」をどう説明するつもりか。ま、しかし、結婚前に親の問題をクリアにしておくことは大切だ。

A-BOUT!」(市川マサ)、六田 vs 和田、紫 vs 浜崎は一瞬で決まる。これまで単行本にして7巻、ケンカの場面をほとんど描いてこなかった作者が、今それを埋め合わせるかのように毎回喧嘩だ。キャラクタの特徴も考えつつ、ワンパターンにならないように描いていくのはかなり大変な作業だと思う。この作者にとっては、もしかして初めての大きな試練を迎えているのかも知れない。

それとも、ギャグを考える方がたいへんだったりして。

「AKB49」(宮島礼吏)、前田エラソー。

ベイビーステップ」(勝木光)、エーちゃんは小野カズマにあっさり勝利。諭吉もあっさり負けて同門対決ならず。

ダイヤのA」(寺嶋裕二)、監督が辞めることを在校生が知ってしまう。

波打際のむろみさん」(名島啓二)、イエティは男の子だとはっきり書かれると可愛くない。

「はじめの一歩」(森川ジョージ)、18ページ。幕の内に負けたボクサーが集合。幕の内に唯一の黒星をつけた伊達までがギャグに走ってる。少し笑えた。しかしこうしてみると、この作者、絵が下手になったなー。全員がひとコマに入っているところのバランスの悪さなんか、もう……