今年最後のモーニング(12/22)

「レンアイ漫画家」(山崎紗也夏)、新連載。親一人子一人で生きていたが親が死んでしまい、子が一人取り残され、誰が育てるかで親戚中が押しつけあう……って、どこかで見たような。「メジャー」だったかな。主人公は、この死んだ男親に片思いしていた葬儀屋の女、という点が異色だが。

宇宙兄弟」(小山宙哉)、宇宙ステーションへのバックアップクルーに選ばれたムッタは、あくまで行きたいのは月だから、という理由で伊東せりかに譲る。そのことを彼女に「僕が辞退したんだよ」などと押しつけがましく言わないところがいい。

きのう何食べた?」(よしながふみ)、史郎さんとそのご両親との葛藤。爆笑。

デラシネマ」(星野泰視)、御大は骨があったが会社のケツの穴が小さかった。飼い殺し。でも飼い殺しって、戦後だけじゃなくて今でもあちこちでありますからね。使うつもりがないならクビにしてやりゃいいものを、他社で活躍されるのも困るという。

「リビドー」(竹澤輝)、ちばてつや賞大賞受賞作。ストーリーがよくわからないが、もともとストーリー性などあまり考えていない作品なのかも知れない。桜田先生のキャラがなかなかいい。が、これならもう少し変態教師の変態な誘いを軽やかにいなしてほしいところだ。

「home」(山村武大)、なるほど、こういう着地の仕方をするわけね。よくはないけど、まあ悪くはなかった。最後の拳銃のオチは二度目。これはなんとかならなかったのかと思う。

島耕作」加治議員カッコ良過ぎ。

「ライスショルダー」(なかいま強)、相手は何をたくらんでいる?

へうげもの」(山田芳裕)、創意がやまない古田。政局はどんどんきな臭くなっていくが……