新連載作品は期待が持てるか/今週のモーニング(1/6)

「ひらけ駒!」(南Q太)、将棋漫画、新連載開始。南Q太の名前はなじみがあるけど、作品を読むのは初めて。他にどんな作品を描くのかとGoogle先生にお伺いを立てていて、女性作家であることを知った。「太」という名前に騙された。話が面白くなるかどうかはこれからだが、線のきれいな作家は七難かくす。

GIANT KILLING」(ツジモト)、ETU、ついにゴール! この作品と少年マガジンで連載中の「エリアの騎士」がかぶるんだけど、こちらの方が一足早く点を取った。

とりぱん」(とりのなん子)、作中、1mを2秒かけて進んだら……時速1.8kmだあ! と叫ぶシーンがあり、「計算に意味がない……」と自ら突っ込んでいたが、恥ずかしながら、僕はこれを読んでいて「2秒で1mなら時速180mだろう?」などと思ってしまいました。間抜けです。

宇宙兄弟」(小山宙哉)、せっかくのオファーを断わってしまったことにより、左遷? でもそれが自動車の開発とは何かの縁。起死回生の行動なるか。

「レンアイ漫画家」(山崎紗也夏)、あまり面白くないなあ。キャラが立っていないのと、子どもの目が三白眼で可愛くないから。

天才柳沢教授の生活」(山下和美)、傑作。なんでこんなレベルの作品を生み続けられるのか。ところで、なぜ柳沢教授はこれまで通っていた動物病院をやめようと思ったのだろう? その理由、というか、きっかけになったのは何かは気になる。

「う」(ラズヴェル細木)、やっぱこの婚約者、やめた方がいいよ。

「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、ビートルズをこの手で葬ってしまったと悟ったら、今度は、その代わりに自分たちがならないといけないと……どこまで傲慢なのか。

デラシネマ」(星野泰視)、理想はあっても、力も実績もないのは悲しいね。でも、そこからどう動くかが大事。

「氷上のセイリオス」(ザザロン亜南)、新連載。作品は期待の持てる展開。しかしこのペンネーム、なんとかならんのかね。

ピアノの森」(一色まこと)、パン・ウエイの身内が彼をかっさらったのは、出場をやめさせるためではなく、最終日に劇的に登場させ、インパクトを強めようとしてのことか。なるほど。

「かみにえともじ」(本谷有希子)、これからは真面目に読もう。思っていたより面白い。