「デラシネマ」(星野泰視)、不気味な助監督登場。星野泰視の作品は、不気味な人が本当に不気味に見えるところがいい。俊一郎助監督が映画に命懸けで取り組むと言ったら、チーフ助監督がヤクザに勝手に因縁をつけ、命懸けで収めて来いという。いくら相手がヤクザとはいえ、テストのために巻き添えにするのはひどい話だし、それに立ち向かえないからといって映画に対して命懸けかどうかの判別にはならないだろうに。
「GIANT KILLING」(ツジモト)、サクラが小森選手を攻撃の軸として使うよう立て直したが、タツミは既にそれを読んでおり、手を打っていた。サッカーに詳しくないため、何が何だかわからないが。
「島耕作」(弘兼憲史)、テコット内部にスパイがいた!? 島は有効な手が打てるのか。
「ReMember」(王欣太)、格闘場面の表現が独特。今一つ迫力がない。若こと音山象三郎の額を銃が撃ち抜いたかと思ったが、なんともない様子を見ると、お面を撃たれただけで実際には被害がなかったのだろう。……と思っていたけれど、背後から見ると血がどくどくとたれている。いずれにしてもかなりの怪我である。まして頭である。なぜこんなに不通に動けるのか?
「宇宙兄弟」(小山宙哉)、ムッタが月から外されたのは、ヒビトに影響が出るという室長の「配慮」からだった!? そのムッタは、ローバーの改良案を思いついたようだ。なにやら自信ありげだが……
「老人賭博」(松尾スズキ、すぎむらしんいち)、連載第三回。松尾スズキ原作って、劇画の原作を毎回書いているという意味ではなく、松尾の原作本があって、それの漫画化ということらしい。それですぎむらテイストが強い理由がわかった。原作本読んでみたいけど、まだ文庫では出ていないようだから、買うのは無理だな。
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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「天才柳沢教授の生活」(山下和美)、柳沢のようなカタブツが町内会長をやったらどうなるかというお話。よくあるドタバタ。
「う」(ラズヴェル細木)、何度も言うけどこの婚約者、やめた方がいいよ。
「ひらけ駒!」(南Q太)、二枚落ちとはいえ、女流プロに勝った!
「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、音楽の話とは別に、彼らはこの世で友達が作れない、彼女も作れない。つらいなー。つらいという話を描きたいのか、そこに触れると収拾がつかなくなるからさらりと流すのか、後者のつもりで今回はつい踏み込み過ぎたということか。
「誰も寝てはならぬ」(サライネス)、オープン戦に備えて、観戦する方も練習。
「特上カバチ!」(田島隆/東風孝広)、金ちゃんは図に乗って偉そうに話を進めるも失敗するパターンが目立つ。今回はどうか。
「氷上のセイリオス」(ザザロン亜南)、5話目。知らなかったが、全8話連載という決まりらしい。まだ序盤という印象だったが、もう半ばを過ぎてエンディングに向かっているわけ?
「なごみさん」(宮本福助)、なごみさんの思惑にもまあいろいろ言いたいことはあるけど、駅前に屋台の店を出すには許可がいるんじゃないのか。ゲリラ的に出してみたということか。
「ピアノの森」休載。休載すると常に理由は体調不良になるから、本当のことがよくわからないが、今回だけじゃなくて、しばらく休載が続くらしい。ということは本当に身体の具合が悪いのか。これまでもたびたび中断があったのは、それが理由なのか。