ビートルズのベスト曲とは/先週のモーニング(4/28:22・23号)

「老人賭博」(松尾スズキすぎむらしんいち)、なぜこのアクション俳優はバック転をしくじったのだろう?

宇宙兄弟」(小山宙哉)、オリガは主役だった。何年か前は周囲の人より劣っていてみそっかすだったのに、何が彼女をそうさせたのか。

島耕作」(弘兼憲史)、これは実際に被災地に行かなければ書けない話だ。弘兼は現地へ行ったのか。漫画のネタ集めのために!? 僕自身は、わずかな寄付をしたのみで、具体的に困っている人のために何かしたわけではない。だから僕が言っても説得力はないが、しかし疑問を感じる行為である。

「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、ファブ・フォーのファーストアルバム製作。曲目を見て驚いた。これが(作者の考える)ビートルズのベストということか。列記してみる。

A面:

  1. 抱きしめたい
  2. アンド・アイ・ラブ・ハー
  3. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
  4. エスタディ
  5. ア・ハード・デイズ・ナイト
  6. シー・ラブズ・ユー

B面:

  1. ヘルプ
  2. ノルウエーの森
  3. ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
  4. サムシング
  5. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
  6. レット・イット・ビー

既にビートルズを(多少なりとも)知っている人が振り返って聞くためのベスト盤と、全く知らない人が初めて聞くためのベスト盤は異なる。作者は、知識という点ではビートルズのことをよくご存知のようだが、スピリットという点ではビートルズのことをあまりご存知ないようだ。

天才柳沢教授の生活」(山下和美)、相変わらずクオリティ高し。

「それは俺の仕事じゃない」(三田紀房)、16ページ読み切り。ネタ一発のつまらない漫画。

「おれ達のメロディ」(鈴ノ木ユウ)、新人枠で新連載。

鬼灯の冷徹」(江口夏実)、泊澤再び。今回のアイデアで一本通すのはかなりたいへんだと思う。一部、こじつけたところもあるにはあるが、評価したい。

「ひらけ駒!」(南Q太)、宝くんのママは優雅な生活を送っている(ように見える)。生活費がどこから出ているのか気になる。

ピアノの森」(一色まこと)、雨宮は本当の意味で立ち直るのか。

天才 柳沢教授の生活(30) (モーニング KC)

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