ビートルズのリマスターCDを買ってから各アルバムのプレビューを書いてきたが、一枚につき一回で終わらせているのに、ホワイト・アルバムに関しては気付いたら5回も書いてしまった。しかし、自分としてはまだまだ全然書き足りない気分。
収録曲の大半はインドで作られたため、やはりビートルズとインドの関係についてはまとめておきたい。前回エリック・クラプトンのことに触れたが、エリックのようなミュージシャンがビートルズのレコーディング・セッションに参加するのは初めてで、その背景も書きたい。また、このアルバムで女性ボーカルを担当した(1フレーズだけだが)ヨーコ・オノについても避けて通ることはできないし、ヨーコについて書けばリンダ・イーストマンについても書くことになり、……
で、よくよく考えてみると、これらは「ホワイト・アルバム」に関する話ではあるが、リマスター盤には直接関係がないのだ。きりがないから、リマスター盤の音に触れて、いったん終わりとする。
リマスター盤で初めて気付いた音は下記の通り。
- Back in the USSR:転調の部分で低いコーラスが入る。hand clappingが気にならない
- Dear Prudence:ギター、ベースが抜群の冴え。ドラムもうまい
- The Continuing Story of Bungalow Bill:途中で短く入る女声はヨーコ。その後、左側に怪しげな(低音の)コーラスが入る
- Happiness is a warm gun:後半で左側に怪しげな(低音の)コーラスが入る
- I WILL:右側のハミングは知らなかった
- Good Night:中間部のベースは気付かなかった。ここでも1オクターブ低いコーラスが入っている
いくつかの曲で低く入る(怪しげな)コーラスは、これまで全然気づいていなかった。誰の声だろう?
過去記事
- 不思議な郷愁を覚える「ザ・ビートルズ」 (2009/10/12)
- ホワイト・アルバムの歌詞(2009/10/14)
- ホワイト・アルバムへの思い入れ(2009/10/19)
- ホワイト・アルバムにおけるドラム(2010/01/13)
- ホワイト・アルバムにおけるギター(2010/01/19)