Modea(モーディア)のミニコンサート

先日、「高速バスはつらいよ」(2010/11/15)なる記事を書いたのだが、この時、帰りにバスが八重洲に着いたため、こんな時こそ大手町でぶらりと買い物でもしようとオアゾに向かった。11月11日の話である。

中に入った途端、BGMというにはかなり強烈なバイオリンの音が耳に飛び込んでくる。人だかりがする方を見てみると、ビル内のミニステージ(○○広場(おおひろば)と言うのだそうだ)で生演奏が行なわれている。バイオリンから、一瞬クラシックかと思ったが、電気的な処理がなされている(つまり、マイクを通している)ので違うだろう。

舞台の上にいたのは、きれいな女性三人のユニット。センターがバイオリンで、サイドにキーボード、ドラムスが陣取る。どちらも電子楽器で、演奏している様子と出てくる音が一致せず(伝統的なキーボードやドラムスにはない音がいろいろ奏でられていたため)、違和感があったけど、音楽としてはなかなか素敵なものであった。演奏慣れしている様子から、素人には思えない。

演奏していたのは、MODEA CALM des Vision(モーディア・カルム・デ・ビジョン)というユニット。案内によれば、

  • 2003年に結成された本格派インストゥメンタル・ユニット。オリジナルを中心に、幅広いジャンルの楽曲を斬新なアレンジで演奏
  • メンバー全員が音楽大学出身で、プロとしての活動実績を持つ実力派
  • 5枚のオリジナルアルバムを発表、2枚目のアルバム「Romantic White」はチャート1位を獲得

だそうだ。11月3日に新しいアルバムをリリースしたばかりで、演奏終了後は即売会(3人のサインつき)を行なっていたが、なかりの列ができていた。ほとんどがサラリーマン風の男性で、生で聴いた記念ということか、美人のお姉さま方のオーラにやられたか……。演奏会自体は無料だったが、結構な枚数が売れていたようで、あれが出演料の代わりなんだろうな。

モーディアのアルバムや、12月24日に初のワンマンコンサートをやるという話を曲の合間に宣伝するのはわかるが、ミニマムズというユニットの紹介も盛んにやっており、ミニマムズが何なのか「???」であった(当初、このユニットの名前がミニマムズなのかと思った)。

今、上記サイトのDiaryを見たら、正メンバーの一丸聡子が休みで、パーカッションはミニマムズのYUKIが参加していたとのこと。なるほど。

Beautiful Prayers

Beautiful Prayers

丸の内界隈はこうした「文化」に無料で接することができるのかー。やっぱり都会は違うなー。

その後、丸善に寄る。つい6冊も買い込んでしまう。