「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、ついに「ビートルズ」と接触か?
「リーチマン」(米田達郎)、前回、読み切りだと思ったら連載だったのか。面白いといえば面白いテーマだけど、創作ではなく日記に見えてしまい(実際、ほぼ実話だそうだ)、面白いというより痛々しい。新人がいきなり今の自分を主人公にした作品を描くべきではないのでは。ある程度作中人物を突き放した視点が絶対に必要だと思うので。
「美童(みやらび)物語」(比嘉慂)、2年半ぶりの登場。力作。一連の作品を通して読むと、一番感じるのが、そもそも江戸時代に日本(薩摩)が琉球を支配下にしたのが間違いであって、戦後アメリカから日本に返還させたけど、最終的には日本から沖縄人に返還しなくてはいけないのではないか……ということ。それ以上は、今の自分には何も言えないけど。
「なごみさん」(宮本福助)、住職、人前での発言がちょっと不用意過ぎ。漫画的に失言させる必要があったのだろうが、ここまで空気が読めない人だったら住職は務まらないだろうに。
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リンク
- マンガ感想(週刊モーニング46号)(TALKING MAN、2010/10/16)