久々のOL進化論特集/今週のモーニング(11/11)

OL進化論」(秋月りす)、カラー4ページ含む8ページ。連載1000回記念だと。1000回といわれてもピンとこないけど、年50週として20年ですか……。今でも鮮烈に覚えているのだが、ヤンマガで「柔道部物語」(小林まこと)が連載されていた時、小林が原稿を落とした(か、短いページだけの掲載となった)ことがあった。まあこの作者には珍しくないことだけど、その時代原として載ったのが、当時新人だった秋月りすの「奥さま進化論」だったのね。「柔道部物語」の連載は1985年〜1991年だから、なるほどその「奥さま進化論」が認められてすぐにモーニングで「OL進化論」が始まったとして、……そういう年代だ。

奥さま進化論 (ワイドKC モーニング)

奥さま進化論 (ワイドKC モーニング)

「社長島耕作」(弘兼憲史)、前回チラっと登場した議員の加治一明は、やはりというかなんというか、元総理大臣の加治隆介の子だった。そんなに政治の話が描きたいのなら、(島耕作は一時中断して)「加治隆介」の続編を描けばいいじゃないか。(民主党の)政治家がちゃんと仕事をしていない、ということが言いたいのだろうが、島だってテコットの社長業をちゃんと果たしていないじゃないか。

「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、ビートルズは解散していた。「ファブ・フォー」のせいだったら許せない。

「リーチマン」(米田達郎)、最終話。いつか面白くなるいつか面白くなると期待して最後まで読んだが、最後までつまらないままだった。自己肯定の話が描きたかったのかも知れないけど、オチがないじゃん!

ファンタジウム」(杉本亜未)、うー、前半は面白かったが後半はイマイチ。

ピアノの森」(一色まこと)、先週休載だったから、次の掲載は来週かと思ったら、一週ずれ込んで今回掲載。雨宮もようやく立ち直ったか。でもカイの心を傷つけたことをどう取り返す?

特上カバチ!!」(田島隆東風孝広)、柳田の件がどうも中途半端な終わり方だと思っていたら、ここでつながってくるのか。大野御大も登場。さて次回はいかなる対決となるか。

「ラジオリズム」(谷島冬実)、大森アキラからのメールを途中で切ったのは良かったが、オチがない! 細かいギャグは割とテンポがよくていいと思うのだが、前作同様ひねりが足りない。むむ……

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