「OL進化論」(秋月りす)、カラー4ページ含む8ページ。連載1000回記念だと。1000回といわれてもピンとこないけど、年50週として20年ですか……。今でも鮮烈に覚えているのだが、ヤンマガで「柔道部物語」(小林まこと)が連載されていた時、小林が原稿を落とした(か、短いページだけの掲載となった)ことがあった。まあこの作者には珍しくないことだけど、その時代原として載ったのが、当時新人だった秋月りすの「奥さま進化論」だったのね。「柔道部物語」の連載は1985年〜1991年だから、なるほどその「奥さま進化論」が認められてすぐにモーニングで「OL進化論」が始まったとして、……そういう年代だ。
- 作者: 秋月りす
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/01/21
- メディア: コミック
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「社長島耕作」(弘兼憲史)、前回チラっと登場した議員の加治一明は、やはりというかなんというか、元総理大臣の加治隆介の子だった。そんなに政治の話が描きたいのなら、(島耕作は一時中断して)「加治隆介」の続編を描けばいいじゃないか。(民主党の)政治家がちゃんと仕事をしていない、ということが言いたいのだろうが、島だってテコットの社長業をちゃんと果たしていないじゃないか。
「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、ビートルズは解散していた。「ファブ・フォー」のせいだったら許せない。
「リーチマン」(米田達郎)、最終話。いつか面白くなるいつか面白くなると期待して最後まで読んだが、最後までつまらないままだった。自己肯定の話が描きたかったのかも知れないけど、オチがないじゃん!
「ファンタジウム」(杉本亜未)、うー、前半は面白かったが後半はイマイチ。
「ピアノの森」(一色まこと)、先週休載だったから、次の掲載は来週かと思ったら、一週ずれ込んで今回掲載。雨宮もようやく立ち直ったか。でもカイの心を傷つけたことをどう取り返す?
「特上カバチ!!」(田島隆、東風孝広)、柳田の件がどうも中途半端な終わり方だと思っていたら、ここでつながってくるのか。大野御大も登場。さて次回はいかなる対決となるか。
「ラジオリズム」(谷島冬実)、大森アキラからのメールを途中で切ったのは良かったが、オチがない! 細かいギャグは割とテンポがよくていいと思うのだが、前作同様ひねりが足りない。むむ……
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- マンガ感想(週刊モーニング50号) (TALKING MAN、2010/11/13)