スティーブ・ジョブスが引退

スティーブ・ジョブスがアップルのCEOを辞任することになった。これは近年のコンピュータ業界で最大のニュースかも知れない。

I have always said if there ever came a day when I could no longer meet my duties and expectations as Apple's CEO, I would be the first to let you know. Unfortunately, that day has come.

私はこれまで常々、私がAppleのCEOとして職務と期待に応えられなくなる日が来たときは、私からまず皆様にお伝えすると言ってきました。残念ながら、その日が来ました。

そうなのか。辞任の理由は明らかにされていないが、写真を見れば聞くまでもないことだ。そうした理由である以上、会長職に留まっても、それは名誉職程度のものだと考えるべきではないだろうか。

彼の言う「点と点が……」は、スタンフォード大学2005年卒業式で行われたジョブス伝説のスピーチを指す。

近年まれに見る名スピーチだった。CHIBICODEの上杉周作氏は僕とは違う受け取り方をしたようで、若い彼がこのように受け取ったのか、と考えると、その点も感慨深い。

個人的なMacAppleの思い出は、多くの人が書いているだろう。リンクをあげたらきりがないが、ひとつだけ。

ツイッターで、「ん? どうした。暴力団との交際が明るみに出たのか」みたいなことを書いている人がいた。個人的にはツボだった。

(2011/08/28 記)