5月8日、セ・パ両リーグは4月の月間最優秀選手賞を発表。
投手 | 野手 | |
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セ・リーグ | 山口俊(ベイスターズ) | 金本知憲(タイガース) |
パ・リーグ | 田中将大(ゴールデンイーグルス) | 金子誠(ファイターズ) |
田中は4試合に登板し4完投、4勝0敗、自責点2、防御率0.50で初受賞。文句のつけようのない成績だが、肩の張りのため現在登録抹消中なのが気になる。
野村克也は他のチームで見限られた選手や、伸び悩んでいる幾多の選手を育ててきた実績があり、「野村再生工場」という異名を持っているが、同時に多くの選手を潰してきている事実もある。その代表は伊藤智仁。野村が潰した、というのは当たらないかも知れないが、この投手を10年、いや5年、いやせめて3年、ちゃんと投げさせることはできなかったのかと思う。
田中は今年が勝負の年。チーム状態も悪くないし、今年は最優秀防御率か最多勝のタイトルがほしいところだろうが、無理をして投手人生を棒に振るのことのないよう祈る。