16日、ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手は、ホークスに対して1失点で完投し5勝目を挙げた。チームは2連敗中だったがこれによって3連敗を免れた。現時点で12球団中3連敗がないのはゴールデンイーグルスのみ。
通算防御率は1.65に上がり、これは田中（1.05）、ダルビッシュ（1.24）、涌井（1.63）に次いでリーグ4位、また勝利数は田中、ダルビッシュと並んでトップに躍り出た。4勝は涌井と杉内。WBC出場メンバーが軒並み活躍している。
チームメートの田中は5試合で5勝だが、岩熊はこれが7試合目。惜しかったのが4月25日のホークス戦で、7回を投げて無失点、チームは4点のリードで降板。ところがあとを投げた有銘、小山、佐竹が4点を献上して追いつかれて勝ち星が消えた（その後浅井が点を取られてチームは敗退）。ここで勝っていれば、ハーラー単独の6勝目だったところだ。
野村監督からはいろいろ言われているが、投球回も49で、これはダルビッシュの58、涌井の55と1/3、和田の50と2/3に次ぐリーグ4位。堂々たるものだ。
なお、ゴールデンイーグルスは1位のファイターズに2ゲーム差の2位。
