春の珍事か実力か

5月6日、ゴールデンイーグルス長谷部康平投手は昨年のチャンピオンライオンズを相手に7回0/3を投げて自責点1に抑え、2勝目を挙げた。これでチームは18勝10敗で貯金8は球団史上最多。勝率は0.643でファイターズに2ゲーム差の堂々の首位である。

投手は、成長著しい田中将大が4月は4完投で4連勝、自責点が2で防御率が0.5と抜群の成績。岩隈も昨年の好調を維持している。ここで三人目の投手として長谷部が出てくれば、この順位はずっと維持できるかも、と期待させられる。

一説によると、成績にかかわりなく野村監督は今年いっぱいで勇退が球団の既定方針らしい。最終年を優勝で飾りたい、というより、いくらなんでも優勝すればクビにはできないだろう、という監督・選手の思いがこの成績になっているとか。