この夏休みにケアンズへ行く方へ

ケアンズ(オーストラリア、クイーンズランド州)に3泊5日で出かけてきた。

この夏休みにケアンズへの旅行を計画されている方もいるだろう。その方々へ速報。

まず第一、寒い!

オーストラリアは冬とはいえ、ケアンズは赤道に近く、熱帯に属する地方。十分暑いと思ったが、確かに日射しは強いが、気温は低い。特に朝晩はかなり冷え込む。長袖のシャツはもちろん、トレーナー、ウインドブレーカー、あるいはカーディガンなどはあった方がいい。日本でいうと、春秋のちょっと涼しい日という感じかな。

それから、ケアンズへ行くとなると当然海のアクティビティを考えると思うが、水は冷たくて泳ぐのはほとんど不可だ。意地で泳いでいる人もいたけど、10〜20分が限界のようだし、海からあがってきた時は震えていた(僕は膝まで漬かったところで、これ以上は無理と判断し早々に退散した)。ダイビングなどはウエットスーツを着るから大丈夫と思うが、手軽にシュノーケリングを楽しもうなど考えていると期待外れに終わる。グラスボトムボートに乗るとかパラセーリングとか、別のアクティビティに変えた方がいい。

それから、物価が高い!

ここ3年で3〜4割も物価が上がったというが、3年前のケアンズの物価を知らないのだが、日本と比較すると、感覚的には約2倍である。朝食が、ホテルのバイキングが20〜25ドルくらい。普通のカフェでベーコンエッグにトーストで10ドルくらい。昼食にパスタで15ドルくらい。コーヒーをつければ5〜7ドルくらいプラス。酒屋でAsahi Super Dry(330 ml)が3.99ドルだった、といえば約2倍が大げさでないとおわかりいただけるはず。

食費はどうしようもないが、買い物は控えた方がいいのではないでしょうか。ちなみに、出国前、成田で両替した時は、1オーストラリアドル=110.66円だったが、現地のDFSショップで99円で両替してくれた。いつもそうなのかどうかは知らないが、ご参考まで。

ちなみに、煙草は一箱10ドルする。おまけに、ホテルもレストランも、ほぼ全面禁煙。吸える場所がないではないが、まあ空港などの一部を除いて、基本的には吸えないと思った方がいいんじゃないでしょうか。

もっとも、ルールで認められていないのと、そのルールが守られているかどうかは別問題で、道路には吸殻があふれていましたがねえ。まあ海外まで行ってルール違反をするのは日本人の恥だからやめてほしいですねぇ。