コミックスの扱いではなく、書籍扱いの漫画がブームになっている気配。書店のひとつのコーナーが埋まるほどだ。目に付くのが、次のような特徴を持つもの。
- 作家の知名度があまり高くない
- いきなり全編書き下ろし
- オールカラー
- 意外と(?)ベストセラーが生まれている
ここで言っているのは、小栗左多里の「ダーリンは外国人」とかけらえいこの「セキララ結婚生活」とか細川貂々の「ツレがうつになりまして。」とかを指している。いわゆるネット本の「奥さまはマリナーゼ」や「ぼく、オタリーマン。」などもこの範疇に入る。
西原理恵子の「毎日かあさん」や倉田真由美の「だめんず・うぉ〜か〜」は新聞や雑誌に連載された作品だし、もともと著名な作家なので、上記の特徴には当て嵌まらないが(倉田は「だめんず・うぉ〜か〜」でブレイクしたのか?)、オールカラーの単行本である点は同じ。
単行本とコミックスとでどのように意味が違うのか、実はよく知らないのだが、少なくとも、オールカラーでなくて良いから、もっと安くしてくれと思う作品は多い。
参考リンク(過去記事)
- 近頃の不思議 その2(2007/10/26)