セ・リーグ クライマックス第三戦実況

NHK BSで試合開始から観戦。

アナ「ドラゴンズの2勝零敗で迎えた第三戦ですが、大野さん、ドラゴンズがやや有利といってよろしいでしょうか?」
大野「ええ、間違いないですね」

一方が3勝したらそれで終わりのシリーズで、2-0なんである。あまり知性のない会話はしないでほしい。

ジャイアンツ先発の高橋尚はかなりいい。2回、ウッズを三振に仕留めたアウトコースのストレート、李を空振り三振に仕留めたインコースのストレートは見事だった。

4回、高橋−ウッズの二度目の対決は高橋が完敗。一度目の対決ではあんなに生きのいいボールをビシビシ投げ込んでいたのに、この時はハナから逃げ腰に見えた。井端にデッドボール、森野がつないで一死一二塁とピンチではあったのだが、それにしても絵に描いたようにホームランとは……今日の試合は、これで決まったかな。

6回、ウッズ、中村を連続三振に切ってとった高橋の投球は見ごたえがあった。味方に一点返してもらったせいか、強気の投球が復活。しかし、2回とは違い、変化球主体。ダイジェストニュースではわからない、毎回これだけの違いがあるのか。

結局、ドラゴンズの三連勝に終わった。中田がよく投げた。岩瀬は三連投で三連続セーブ。ジャイアンツも、豊田、上原が8回、9回をパーフェクトピッチングだったが、リードしてつなげなかったのではどうしようもないだろう。