頭突きの実際

でも、頭突きってやるほうもされるほうも痛さはどちらも一緒のはず。どちらかが固い部位なのなら分かるがなんせどちらも同じ頭というマテリアルだ。

頭突きというのは、攻撃を仕掛ける方はおでこを使い、相手の顔面を狙うもの。鼻の頭は出っ張っているので当たりやすく、下手をしたら骨が折れることもある。そうでなくても涙が出てくるほど痛いため、戦意喪失させることにつながる。

これを防ぐには……、そもそも頭突きはよほど接近していないと当たらない。喧嘩の相手を無防備で接近させるようなことさえしなければ、くらうことはない。既にダメージを受けており、よけられなければ別だが、本来は油断していなければやられるはずのない技である。その意味では「違うのは心構え」というのはあながち間違いではない。