OSのバージョンアップ

ビスタが "95" 以来の大変革?(tak shonai's Today's Crack、2006/12/09)

確かに、ウィンドウズ 3.1 から 95 へのバージョンアップは、大変革といってもいいものだった。しかし、今度のバージョンアップがそれに匹敵するというのは、どうみても言い過ぎだろう。

そもそも、95ってそんなに大変革だったんだろうか。GUIが変わって、見た目がいかにも先進的になったのと、前宣伝がものすごくて、深夜に行列ができたのもあの時が初めてだったと思うが、機能として何が変わったのか。

GUIMacintosh風になり、見た目は確かに大きく変わった。だがショートカット(Macintoshでいうエイリアス)は元ファイルの置き場所を変えたら追いかけれくれないし、アプリケーションとファイルをオブジェクト化といっても、結局拡張子で判断しているだけだから、ファイル名を変えたら意味がないし。

マルチタスクで動くわけではなく、アイコンを好きなように変えられるわけではなく、plug & playはまともに機能しない。そして、よくハングした。ああ、ネットワークは標準になったんだっけ。

1992年にMacintoshのSystem 7(漢字talk 7.1)が登場した時、これはパソコン史上、時代を画するOSだと思った。それに比べてWindows 95はあまりにもチャチに見えた。