WBCの不思議

日本は二次リーグを二位で通過して準決勝に進み、相手は同じリーグ一位通過の韓国。片や本大会6連勝で二次リーグも3戦全勝、片や1勝2敗で辛うじて得失点差で2位が転がり込んできたもの。対戦成績も日本の二連敗と差があるわけだが、準決勝戦では韓国には何のアドバンテージもなく平手での対戦になるようだ。これっておかしくないか?

だって、一位と二位で準決勝、というけど、この二チームの優劣というか勝敗は、既にリーグ戦の中でついているのだ。改めてやるなら、2-0から始めるとか、韓国は外野を4人で守るとか、さもなければ一勝のアドバンテージを与えて二試合行なうとか。

僕は当初、もうひとつのリーグの一位チームとの対戦になるのかと思っていた。それならば、対戦カードも変わって見世物として面白いし、俺たちも勝つから韓国も勝てよ、決勝戦で雪辱を! というのならそれはそれで盛り上がるだろう。

仮に明日の試合で韓国に勝っても、まだ対戦成績は一勝二敗だ。これでは胸を張って決勝に臨めない。