ウルトラセブン

本家サイト「インターネット 初歩の初歩」を約二年ぶりに更新した(「WebMCP:ウルトラセブン」)。原稿自体はもう7年も前に作っていたもので、いわゆるお蔵出し企画である。

ウルトラセブンの熱烈なファンである僕としては、このような記事ばかりを書いたサイトを立ち上げるのが夢であり、目標だったのだが、どうやら夢のまま終わりそうである。が、最近、「ご覧の通りの風来坊」というサイトに感化され、かつての熱情を呼び戻されているところだ。

ところで、WebMCPってなんじゃらほいと思われる方もいるだろうが、MCPというのはマイクロソフト認定技術者のこと。そういう一種のコンピューター関連資格があって、僕らの仲間内には、その取得を目指すもの、すでに取得したものなどが多くいた(そういう業界だから)。

それで、その取得を目指す人のためにWeb上で利用できる問題集を作りましょう、という話が持ち上がって、ある人が、じゃあ自分はシステムを作りますから、皆さん問題を持ち寄ってください、と呼びかけた。この時のシステム名がWebMCPである。一人10題ずつでも問題を持ち寄れば、20人なら200題、30人なら300題の問題集ができるわけで、問題の内容にもよるが、気軽にできる試験対策としてはそれなりに役立つものになるかも知れなかった。

ところが、実際に呼びかけに応じて問題を作成したのは僕だけだったようであり、しかもその問題はごらんの通り、コンピューター関係とはいっても試験には何の関係もない内容だったり、ウルトラセブンにまつわる問題だったりしたわけで、WebMCPの企画は見事に失敗に終わった。

ただし、この企画に参加したことは、まだ自分のサイトも立ち上げていなかった僕にとって、強烈な印象を与えてくれた。Webというものの可能性、見も知らぬ人とネットを通じて共同してプロジェクトを進めること。それに、これまで「Walking dictionary of ULTRASEVEN、いや、Walking encyclopedia of ULTRASEVENだ」などと口で吹聴しいていただけの僕が、初めて書いたウルトラセブンについての文章である。

それにしても、久しぶりにhtmlをこちょこちょいじったが、面倒くさい!! 昔はこれをやらないと自分のサイトを作ることができなかったんだよね。それに比べると、今のブログのシステムの何と簡単なことか。