寝袋を買った

災害対策といっても地震もあれば火事も豪雪もあり、何に備えるかによって変わってくる。これまでは家にいることを前提に、水道・電気・ガスが止まっても三日くらいは生きていられるよう、水や食料品の備蓄をしていた。しかし、家を出なければいけない場合もある。近くの避難所(近所の小学校)を見に行ってきたが、もしここで数日を過ごすことになるとすると、寝袋がいるなと思い、購入することにした。

寝袋を買うのは初めてで、店頭で実物を見て種類の多さに驚く。対応している寒さが(メーカーによって異なるけど)結構細かく設定されているのだ。

ここでハタと迷う。最悪の事態を想定するなら、冬の夜に屋外で寝ても大丈夫なものがいい。けれども、当然のことながらそういう製品は大きくて重い(その上高い)。いざというときに水やら食料品やら貴重品やらを持ち出さなければならない上に、こんな大きくて重いものを担いでいられるか? と考えると、せめて片手でひょいと持てる程度でないと現実には無理ではないかと思う。

それに、災害用備品をケチってはいけないのかも知れないが、せっかく購入しても使う機会があるかどうか、できれば一生使わずに済ませたいと思うものに大金を払いたくないという心理も働く。

というわけで、Snugpakの「ノーチラススクエア センタージップ」というものにした。税抜き6,500円。安い。帰宅後、試しにちょっと寝てみたが寝心地は悪くない。また、畳み直すのも難しくはなかった。


(2021/1/26 記)