今朝の日経トップは日本企業が新興国で省エネ支援ビジネスに乗り出すというものだった。一般にエネルギー効率は新興国や途上国より先進国の方がいいと考えられるが、主要国の中で日本の効率は世界一らしい。エネルギー消費量とGDPとの比でエネルギー効率を数値化すると、合衆国は日本の約1/2、中国・インドは1/7〜1/8、ロシアは1/16。つまり、同じ生産をあげるのに合衆国は日本の2倍、中国・インドは7〜8倍のエネルギーを必要とする、ということだ。ちょっと意外だ。
世界平均は日本の1/3〜1/4。資源に恵まれた合衆国では節約という美徳はなさそうだから、西欧諸国の効率がどのくらいのものなのかは気になるところ。それにしても、ロシアは寒冷地であることを考慮に入れても悪い。
