2020年1月2日、脚本家・上原正三逝去。82歳。
金城哲夫のDNAを引き継ぐ人……のように思い込んでいたが、今確認したところ、上原の方がひとつ年長。学生時代に肺結核を患いブランクがあった。円谷プロダクションに入社したのは金城の方が先だった。
ウルトラセブンにおける担当話は、
- 「アンドロイド0指令」
- 「地底GO! GO! GO!」
- 「明日を捜せ」(南川竜と共同執筆)
- 「700キロを突っ走れ!」
- 「悪魔の住む花」
- 「散歩する惑星」(山田正弘と共同執筆)
- 「侵略する死者たち」
- 「第四惑星の悪夢」(川崎高と共同執筆)
- 「恐怖の超猿人」(市川森一と共同執筆)
- 「円盤が来た」(川崎高と共同執筆)
- 「ダン対セブンの決闘」(市川森一と共同執筆)
- 「あなたはだぁれ?」
……結構書いているなあ。ただ、脚本家による違いよりも監督による違いの方が大きいような気がする。「ノンマルトの使者」が金城だと言われると、やはり金城かーとは思うけれど……。
リンク
- ウルトラマンを支えた沖縄出身の脚本家・上原正三さん死去(2020/1/9、沖縄タイムス+プラス)
- ウルトラマン屈指の異色作 沖縄出身脚本家・上原正三さんが挑んだタブー(2016/03/27、沖縄タイムス+プラス)
上原氏について語ろうとすると「ウルトラマン」「帰ってきたウルトラマン」「仮面ライダー」「秘密戦隊ゴレンジャー」になってしまうのか。自分はウルトラセブン至高主義者なので、少し寂しい。
(2020/1/12 記)