- 映画監督の森田芳光さん死去 「家族ゲーム」「失楽園」(朝日新聞、2011/12/21)
映画を観る時に監督が誰かなどあまり意識しないのだが、一年前に見た「武士の家計簿」も森田監督だった。
森田芳光というと、映画監督としてのデビュー作品「の・ようなもの」が印象に残っている。僕がまだ高校生の時のことで、雑誌「ぴあ」では結構話題になっていた。割とやらしい映画らしいということで、観ようかどうしようかずいぶん迷ったことを覚えている。映画の費用は、小遣いの乏しい高校生にとって決して気軽に行かれる金額ではなかったことと、やらしい映画だと誰かに見られたら恥ずかしいとか、その時は秋吉久美子を見に来たんだと言い張ればいいかとか、あれこれ悩んだ挙句、結局見なかったのだが。
今、ネットで映画のあらすじを確認してみると、秋吉久美子が風俗店で働いているというだけで、特にどうってことないように思われる。まあ、AVとかない時代だからな。ツタヤで見つけたら一度借りてみよう。
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過去記事
- こういう映画もあるんだな「武士の家計簿」(窓の向こうに、2010/12/26)