今夜はスーのお通夜

キャンディーズが解散後30年以上たっても人気が衰えず、伝説的ですらあるのは、いろいろな理由が考えられるが、彼女たち3人の人柄の良さと、チームワークの良さもそのおおきな要因であるに違いない。解散後、少なくとも公開の場で批判し合うようなことは一切なかったし、近年に至るもよく3人で顔を合わせていたそうだ。

水谷豊(伊藤蘭の夫)が「家にスーさん、ミキさんがいらっしゃることもありますよ。いま僕はキャンディーズと一緒にいるんだと思うと、すごいなあと思いましたね」となにかのテレビで喋っているのは聞いたことがある。いかにもキャンディーズらしい、微笑ましいエピソードではないだろうか。

スーとミキは女優業を続けたが、ミキは一回だけ復帰したものの結婚を機に完全に引退し、以後、公開の場に姿を現わしていない。ミキの復帰・再引退にまつわる騒動に関してはすごく腹を立てている(もちろん、ミキに対してではないですよ)のだが、今回は触れないことにしよう。子宝にも恵まれ、いい奥さんをやっているらしい。

そういえば3人とも一度も離婚をしていない。離婚をするのが直ちに悪いことだとは思わないが、こうした身持ちの堅さも、またファンに支持されるひとつの要因なのではないか。

今夜のスーのお通夜では二人が弔辞を読むらしい。ランはスーの訃報に相当なショックを受け、これまでコメントを出さすにきたが、スーに向かってなんと述べるのだろうか。

僕がキャンディーズの曲で一番好きなのは「さよならバイバイ」。リズミカルなサウンドがいい。本当は彼氏にべた惚れなのに、ちょっと生意気に強がっている女の子の心理をよく表わしている詩の内容がいい。そしてハーモニーが抜群。この曲を聴いてスカGを買うことを決意した人もいたはずだ。

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スーの息子や娘があちこちにいるということですね。北川さんもその一人ということでしょう。

そうですかご夫婦の親の世代ですか……同じブログ仲間くらいの認識でしたけど、りなさんは僕の娘世代ってことですね……なるほど……