今年の桜は心が和む

12日〜14日は関西方面への出張だった。タイトなスケジュールで、食事の時間も確保が難しいほどであったが、期間中は余震の心配をしなくていいというのはなんともほっとする。

大阪駅がすっかり新しくなっていた。ここしばらく工事中のイメージしかなく、立派になったのはすごいが、方向感覚がつかめない。全く逆方向へ出てしまい、正しい方向にぐるりと戻るのに30分くらロスしてしまった。

大阪の町は明るい。大阪というより、震災前は東京もこうだった。全国がこうだったのだろう。それに比べると、今の東京はとにかく薄暗い。昼間はオフィスでも飲食店でも灯りを減らしていることが多いし、夜は街灯が消えて真っ暗な道も多い。あまりに明るいと、電力の無駄だなあという気分になったりもするが、やはり沸き立つような気分にもなる。暗いとなかなか元気が出ない。

先週末、東京は桜の盛りだった。西日本は旬を過ぎたのではと思ったが、この二日、まさに真っ盛りというべきで、あちこちで見事な桜を目にした。今年ほど桜を見て心が和んだ年はない。

関西では大手重工メーカーを何社も訪問した。こうした会社は敷地内に桜並木を持っていて、それがいずれも見事である。敷地内の写真撮影はまずいだろうと、控えたが……

下記は西明石の駅近くの公園。どこの会社に行ったかわかっちゃうね(笑)。