国立大学の二次試験は/今週の少年マガジン(2/23:13号)

「はじめの一歩」(森川ジョージ)、18ページ。1ヵ月かそこらで、そんなに急に体力が向上するものなのか。それに破壊力と耐久力の強化って、もともとそのふたつは同クラスの中でピカイチという設定ではなかったのか?

ヤンキー君とメガネちゃん」(吉河美希)、大学入試の二次試験の日に、入学したらどのゼミを受けるとか、サークルはどうするとかを声高にしゃべり合う人がいるわけないだろう、という突っ込みはさて措き(さて措くのかよ)、殿様大学って、今回が二次試験ということは、国立大学という設定なんだろう。それなのに解答用紙をみるとすべて選択式ばかり。国立大学の二次試験は基本的に記述式だ。地方大学なんかだと、時々選択式が混ざってくることもあるけど、東大をはじめ、一流大学はほとんど全部記述式。まぐれ当たりはなく、その回答が正しいか間違っているか、採点する方もじっくり読まなければいけないから大変なのだ。受験生を扱った漫画ならそういう点をいい加減にするのはどんなもんか。

ベイビーステップ」(勝木光)、エーちゃん勝利。なっちゃんの笑顔がいい。

A-BOUT!」(市川マサ)、綾瀬 vs 砂原。綾瀬が飛び後ろ回し蹴りを放てばそれを辛くもかわした砂原が上段回し蹴りを。この作者は本当に喧嘩を知らないなあ。こういう派手な技は格下の相手かグロッキーになった相手にとどめをさす時に使うもの。男子の大事な急所をおっぴろげるなんて、そこにパンチでも入れられたら致命傷になるではないか。