筑波山の山おろし

常磐線をずっと下っていくと、日本を代表する電機メーカーおよびそのグループ会社が多数所在するエリアに行く。が、沿線にそれ以外の企業はほとんどない。この電機メーカーはかなりの大企業だから、あちこちの部署を回れば一日かかっても回り切れないが、お付き合いがひとつかふたつの部署だけだと、訪問はあまり効率がよくない。早くあちこちにお客さんを作らないといけない。

筑波といえば、官庁や企業各社の研究所が多数林立することで有名である。昔は八重洲から高速バスで行くしかなかったが、つくばエクスプレスができて非常に楽になった。しかし、つくばエクスプレス秋葉原から終点まで乗るものであって、途中で他の経路に乗り換えるという発想はなかった。つまり、僕の頭の中では常磐線の沿線と筑波は全く別のエリアであった。

たまたま地図を眺めていて、両者は相当に近いことに気づく。鉄道の路線でいえば、常磐線の取手とつくばエクスプレスの守谷を関東常総線が結んでいる。また、常磐線の「荒川沖」から「つくば」までは10km弱の道のりであり、タクシーで3000円弱といったところ。そんなに近いとは思わなかった。

このエリアは、平地の上にこれといって高い建物もなく、遮るものがない。そのためか、風がきつい。いや、平地にビルが建っているため、ビルとビルの間を風が抜けて、よけい厳しいのか?