温泉街のストリップにロマンはあるか/今週のモーニング(1/20:8号)

「老人賭博」(松尾スズキすぎむらしんいち)、新連載。かつて漫画家になりたかった(らしい)松尾スズキ原作作品。なぜ顔の皮膚の治療をしたら顔が変わるのか、それどころか体格・体力まで変わるのか。冒頭のホームレスとはこれからどんな因縁が……すぎむらしんいち色が濃い印象だが、先が読めない話という点で抜群に面白い。

宇宙兄弟」(小山宙哉)、ヒビトにトラウマあり、月ミッションには参加できず。ムッタがヒビトのうしろを追いかけているはずだったが、問題があるのはヒビトの方だった。

GIANT KILLING」(ツジモト)、山形、後半の巻き返しなるか。

ビリーバット」(浦沢直樹)、もうなにがなにやら。早く話を進めてくれ。

「レンアイ漫画家」(山崎紗也夏)、アブナイ男とその息子の目つきがイヤなんだけど、これって、話が進むとつぶらな瞳に変わってくるというフラグなんだろうか。

「ひらけ駒!」(南Q太)、主人公は男の子? 母親? と思うが、どうやら母親視点らしい。ストーリー的には進展なし。思い出した。以前も南Q太の漫画を読んでいて、絵がきれいで好感を持って読み始めたのだが、いつまで読んでも話の進展がなく、飽きてやめた……ことがあった。そういう漫画家なのか、南Q太って。

「う」(ラズウェル細木)、新しい女性キャラ登場。二度目の登場なるかはわからないけど。毎週うなぎの蘊蓄を聞かされて9週目。そろそろさっぱり刺身とかが読みたいな〜。

「僕はビートルズ」(藤井哲夫、かわぐちかいじ)、音楽は一人じゃできない。それが問題だ。機材と技術の発達で、少なくともレコーディングを行なう時には一人でもできるようになってしまったのが、ビートルズ解散の真の原因。これは史実の方。それを知っているレイとマコトの判断は?

ポテン生活」(木下晋也)、妖怪登場のシリーズ……ポテン史上最長シリーズの最終話。子なき男と砂かけ女の別れと出会い。ちきしょー泣かせるじゃねえか。

「氷上のセイリオス」(ザザロン亜南)、連載第三回。アキ「アンタ(サンドロ)のスケート暑苦しくって嫌だけど、まあ我慢するよ」。最強(?)タッグ結成。僕もサンドロは暑苦しくて苦手だ。まあクールな主人公との対比か……

なごみさん」(宮本福助)、自宅でストリップはあり得ないけど(営業許可が下りねーだろーが)、温泉街のストリップ劇場で出てくる女性の質はこんなもんでしょ。新宿や渋谷と同じワケがない。「温泉ストリップは男のロマンだ」って、何期待しているんだか。