「はじめの一歩」、12ページ。先週も休みだったくせにいい度胸だよ。
もっとも、急な短ページに対応するため、島田英次郎と阿部洋一が2ページずつ描いたのだが、若手にとっては自分の作品が載るいい機会なのかも知れない。森川ジョージは、広く漫画界全体のことを考え、新人にチャンスを与えるために意図的にサボっているのか?
「鬼若と牛若」(青樹佑夜、綾峰欄人)、結局オカルトになっちゃったのか。せっかく義経と弁慶という希代のキャラクターを主人公にしながらこちらの方向に持ってきてしまうのでは、主人公が牛若丸である必要はないし、舞台が平安時代である必要もないことになる。作者自身が義経のことをよく知らないんじゃないのかな。こうした点は佐野絵里子の方が上であるように感じる。
源義経―乱世を駆け抜けた天才武将の一代絵巻 (SPコミックス)
- 作者: 佐野絵里子
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2005/12/16
- メディア: コミック
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