高田監督辞任でさらに世代交代が進む?

ちょっと思うところがあって各チームの監督の年齢を調べていたところ、スワローズの高田監督辞任の報が飛び込んできた。

今の時点では球団側と食い違いがあるようだが、本人が辞意を漏らしたなら、あとは時間の問題だろう。

ファイターズの監督を務めていた時(1985〜1988)は、派手な成果こそなかったものの、それなりにいいチーム作りをしていた印象がある。その後(紆余曲折を経て)GMとなり(2005〜2007)、ファイターズが北海道で根を張り、人気チームとなり、日本一になるのに手腕を発揮した。2008年からスワローズの監督となり、前年度最下位のチームを率いて5位、3位と着実に成績を上げてきたものの、今期は低迷している。

あの戦力では誰が監督でも上位に食い込むことは難しいだろう。長期的なプランをもってチーム作りをしていく他はなく、そのようなチーム作りに高田監督は適していると思えるが、勝率.295で8連敗中とあっては、辞表を出すのが「球界の常識」なのか。

なお、現時点の12球団の監督の生年は下記の通り。

1945高田繁
1953梨田昌孝落合博満真弓明信
1957尾花高夫岡田彰布
1958原辰徳
1960西村徳文
1962秋山幸二
1963マーティ・ブラウン
1965渡辺久信
1966野村謙二郎

野村克也監督が引退し、西村、野村謙二郎らが新監督になったことで一気に若返った感がある。これで高田監督が辞めればさらに若返るな。