今週のモーニング(3/18)

藤井哲夫原作、かわぐちかいじ作画「僕はビートルズ」の連載第2回。理由は不明だが突然1961年にタイムスリップしたビートルズコピーバンド(のうちのメンバー二人)。そこで人前で「Yesterday」を歌う(もちろん、まだ世の中の誰も――ポールでさえも――知らない曲だ)。おいおい、それはやっちゃいけないことだろうよ。コピーバンドとしての矜持はないのか?

東村アキコの「主に泣いています」はますますつまらなくなる。主人公がパッと見全然美人に見えないのもあるのだが(作者が美人に見せたいのはわかる)、今どき、美人が出てきてそれだけですべての男がたちまち惚れるという展開がちょっとなあ。

たとえば、セーラー服萌えもいれば、ナース服萌えもいて、スーツ姿萌えもいて、スーツ萌えの人はセーラー服を見てもなんとも思わない、なんていうのはそれこそいろんな漫画などでさんざん描かれているではないか。人の好みも細分化されている、ということが理解され、尊重されているのが現代という時代なのだと思う。だから、万人が好む美人というのは存在しないのだ。*1

最近は隔週連載の作品が多い。今週は「ライスショルダー」(なかいま強)も「ピアノの森」(一色まこと)もない号なので、寂しい。

ひまわりっ ~健一レジェンド~(13) <完> (モーニング KC)

ひまわりっ ~健一レジェンド~(13) <完> (モーニング KC)

過去記事

*1:たとえば僕の場合、深田恭子が僕を見てにっこりほほ笑んでくれたらメロメロになっちゃうと思うけど、綾瀬はるかとか長澤まさみが目の前にいても、可愛い子だなあとは思うだろうが、別にぐだぐだになったり動揺したりはしないと思う。