東村アキコの「主に泣いています」が新連載開始となった。
主人公は超ド級の美人で、ほとんどの男性は1秒で惚れてしまう……という設定。しかし絵柄の問題で、実際はたいして美人ではないし、スタイルもさほどよくない(胸が異様に垂れているし)。それで「超ド級の美人」と言われてもな。
漫画には、記号として、この人は(この世界の中では)美人という設定なんだろうな、とわかる人はたくさん登場する。わかれば話は通じるが、本当に美人だなあと思える人は少ない。今モーニングに連載中の作品では……と考えてみたら、「ピアノの森」に出てくる人くらいしか思い浮かばなかった。
昔、他はともかく女の子だけはきれいに描こうと漫画家が血道を上げた時代があり、とにかく美人のキャラクターがたくさん誕生したものだが、今はそういう時代ではないのだろうか。
まあ、(モーニング連載中の)「BILLY BAT」には登場しないだけで、浦沢直樹の描く女性はきれいだけどね(みんな同じ顔だけど)。
ところで、「ひまわりっ」の最終回がどんなだったか、記憶にないのだ。連載開始時からずっと追いかけていて、ラス2もよく覚えているのになぜだろう。それとも、ラス2と思っているのが最終回だったのか?
- 作者: 浦沢直樹,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/23
- メディア: コミック
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