ウォザースプーンの引退

オリンピックの話題の陰で、清水宏保ウォザースプーン(スピードスケート)の引退が発表された。

清水は1974年生まれ、冬期五輪はリレハンメル(1994年)、長野(1998年)、ソルトレイク(2002年)、トリノ(2006年)と4回出場、長野では500mで金、1000mで銅、ソルトレイクでは500mで銀に輝いた。ワールドカップ通算優勝回数は34回。また1996年を皮切りに500mの世界記録を4度更新。

ウォザースプーンは1976年生まれ、オリンピックは長野、ソルトレイクトリノバンクーバーと出場し、長野では500mで清水に次ぐ銀メダルを獲得。ワールドカップ通算優勝回数は67回(史上最多)。また500mの世界記録は3度、1000mの世界記録は7度更新。500mは現時点での記録保持者である。

清水のライバルといわれ、二人でたびたび500mの世界記録を更新し合っていたのは記憶に新しいところだ(清水の世界記録を1999年にウェザースプーンが塗り替えると、2001年に清水がさらに塗り替えた。参照:「Complete history list of World Records」)。

朝刊(東京新聞)にウォザースプーンの引退の談話が載っていた。「指導者として、またシミズのライバルになりたい」。泣けてきた。

神の肉体 清水宏保

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