吉井の勝ち星はヤラセだ

セ・リーグではドラゴンズの吉見がハーラー単独トップに立つ16勝目を挙げた。が、先発チェンが4回を投げて3-1とリードしたところで中継ぎ登板して勝ち星を記録したもの。本来ならチェンが(あと1イニング以上投げて)挙げるべき勝ち星を奪い取ったわけである。順位も決まった後の日程消化試合で、タイトル争いをしている選手だから、チームの後押しのもと、「ヤラセ」で一勝を稼いだのだ。

吉見が真にタイトルを争う選手であるなら、なにもこんな姑息な手段を用いずとも、堂々と先発して抑えればいいのだ。今日の相手ならそれで勝てる可能性は高かっただろう。なぜこうしたやり方にファンがブーイングをせず、コミッッショナーが厳重注意をせず、マスコミが問題視しないのか、僕にはわからない。せめて(ささやかではあるが)ここで抗議の声をあげておくことにする。