ボストン・レッドソックス地区優勝

28日(ボストン現地時間)、地元フェンウェイ・パークでのツインズ戦に松坂大輔が先発。5-2で勝ち、ヤンキースオリオールズに延長戦で敗れたため、12年ぶり6度目のア・リーグ東地区優勝が決まった。松坂は、8イニングスを被安打6、四死球2の2失点に抑え、15勝目を挙げた。

  • 松坂の今季通算成績は、15勝12敗、防御率4.40、32試合204 2/3投球回、奪三振201、与四球80、与死球13、暴投5、自責点100となった。15勝は日本人の一年目としては最多。
  • 年間を通じてローテーションを崩すことなく登板したのは、チームでは松坂のみ。本人も200イニング登板は大きな目標にしていたようだ。
  • 前日まで196 2/3イニング、193奪三振。3 1/3に迫った投球回はまず問題がなかろうが、あと7ある奪三振は、よほど調子が良くなければ難しいのではと思った(過去4試合の1試合平均の奪三振は4.5)。それを8奪三振で大台に乗せてくるとは見事としかいいようがない。資質もそうだが、よほど強い精神力の持ち主なのだろう。
  • 最終登板日に優勝が決まるとは、実力だけでなく運の強さも感じる。