日本シリーズ第二戦

ブラウン監督の作戦はどうも納得がいかない。昨日の、2回の井上の敬遠もおやと思ったが、今日も疑惑の采配があった。

1点のビハインドで迎えた5回、先頭のShinjoがヒットで出塁。そうしたら続く鶴岡がすぐに送りバントで2塁に進めたのだ。ランナーが出たら送りバント、これがリーグ優勝を勝ち取ったファイターズの野球だと言われればその通りかも知れないが、それは指名打者制のパ・リーグでの話。次の金子が何が何でもShinjoをホームに迎え入れないことには、投手が打席に立つのである。好投を続けている八木を、まさかここで代えられまい。

金子は実によく粘り、一度は三塁横を抜くツーベースか? という当たりもあったものの、ファール。結局センターフライに終わった。もっとも、これは犠牲フライになってShinjoは三塁に進むのだが、ツーアウトで打席に入ったのがシーズン中は打つことのないピッチャーでは、いくらランナーが三塁にいても何も起こらない。もっとも、八木は意外にも(いや失礼)随分粘ったのだが……

その裏。先頭の井上、続く谷繁にヒットが出てノーアウト一、二塁。こういうめぐり合わせなのだ。これだと次の山本昌送りバントをすればいい。そうすれば一死二、三塁でトップに回る。こうやってチャンスは拡がっていく。これでまた一点入るのかなあと思ったところ、山本の三塁方向のゴロを捕った八木は、迷うことなく三塁に送球。間一髪アウト! なんて攻撃的なプレイだ。昨日のダルビッシュを思い起こさせる(ダルビッシュは似たようなケースでどこに投げるか迷い、オールセーフにしてしまった)。

試合は7回にファイターズが2点取って逆転、8回にはセギノールのダメ押しホームランが出て一勝一敗に持ち込んだ。今日の勝因は八木の三塁送球だ。