- ＜星野仙一氏＞阪神残留明言で決着 巨人の迷走ぶりを露呈（毎日新聞、2005/05/04）
来季、ジャイアンツの監督をすると目されていた（マスコミ辞令で！）星野仙一氏が、記者会見で正式に否定したそうだ。まずはめでたい。
これまでアンチ・ジャイアンツを売り物にしていた星野氏が今さらジャイアンツの監督では、彼の沽券に関わろう。などとくどくど言うまでもなく、普通に考えたら引き受けまい。まあ、普通に考えたら、そもそも彼に話を持っていかないだろう（実際、本当にジャイアンツが星野氏に監督を要請していたのか、怪しい）。
しかし、ここしばらくの（マスコミの）喧騒ぶりは、まるで既定路線であるかのようだった。そしてそれは、タイガースの監督を引き受けた時と酷似していたため、まさか……？ と懸念していたのだ。さすがにセンイチはそこまでバカじゃなかったということか。一瞬でも疑って悪いことをした。
それにしてもジャイアンツは、今後監督を人選するに当たって、厳しいことになりそうだ。星野に断わられたから致し方なく……というのでは、誰でも二の足を踏むだろうから。
